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  • 文庫

完本密命 巻之21

佐伯泰英/著
祥伝社
本体 670円 +税
出版年月 2017年3月
ISBN 978-4-396-34299-9

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出版社・メーカーからのコメント

嫁(とつ)いでゆく娘たちと過ごす、束(つか)の間(ま)の時 母が案じる別離の予感 「母上、姉上も私もゆくゆくは母上のもとを離れていく身にございます。女三人だけで飛鳥山(あすかやま)に暮らす最後の機会となるやもしれませぬ」(中略) 遠くを見るような目付きのしのが、「いいわ、老いては子に従えと古人も申されました。そなた方の忠言に従い、飛鳥山に参りましょうか。久しぶりに菊作りの土を弄(いじ)ってみたくなりました。命あるものが育つ手伝いをするのは身にも心にもいいことでしょう」と答える顔に静かにも赤みがさしたようにみわにも結衣(ゆい)にも見えた。(本文より) 上覧剣術大試合(じょうらんけんじゅつおおじあい)まで半年余りとなった初夏。金杉清之助(かなすぎせいのすけ)は仙台(せんだい)・伊達家(だてけ)城下で修行に励(はげ)んでいた。若き剣士神保桂次郎(じんぼけいじろう)を連れて江戸を出奔(しゅっぽん)した父惣三郎(そうざぶろう)が、北へ向かっているとも知らずに――。夫と息子の行く末を案じるしのは、ゆくゆくは嫁(とつ)いで長屋を出ていく娘みわ、結衣(ゆい)に勧(すす)められて、女三人、飛鳥山(あすかやま)の菊屋敷(きくやしき)で束の間の安寧(あんねい)を得る。別れの予感を胸に秘めながら……。

著者紹介

佐伯 泰英(サエキ ヤスヒデ)1942年、北九州市生まれ。99年、初めて執筆した時代小説『密命』シリーズで一躍、国民的作家となる。2014年、時代文庫二〇〇冊を突破した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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